うつ病は甘えじゃない

うつ病は甘えじゃない

こんばんは!

今日はうつ病は甘えじゃないというテーマで書いていこうと思います。

うつ病になっている方、また精神的にしんどい方には読んで欲しい内容です。

僕が仕事場の上司に「うつ病なんか甘えだろ、それを言えば仕事休めると思っているの?」と言われました。

誰も甘えているわけでもなければ嘘をついているわけでもないという思いがずっとありました。確かにほとんどの人がうつ病にはならないと思います。自分が生きてきた中でも、そういう精神疾患を持つ人は親父だけだったですからね。

でも、人がなんでしんどいか、何で苦しんでいるかということに対する会話もしないままただ見た目で楽しているだけだ、「甘えている」と言うのはおかしいと僕は思います。

自分がなったことがないからこの気持ちがわからないというのは正直そうかもしれません。

しかし、仕事の仲間が苦しんでいるという事が分かれば何かしらの手を差し伸べてくれればいいのにと思っていました。その時にこの人たちとは一緒に仕事していくのは厳しいと思いました。

しかし、この仕事自体は好きで入っているので、辞めるという考えはどうしても捨てることが出来なかったです。そのため、僕は休職という手段を取って、時間をかけて自分がこれからも仕事をやって行くことに対しての方法を考えました。

休職した初期は自分がうつ病になったのは「環境のせいだ」と思う事しかできなかったです。

しかし、時間が経つにつれ考えも変わってきて、上司や同僚の事を変えることはできない。自分で変えれるもの何かと考えた時に自分自身しかないと思いました。

もし、上司や同僚がいなくなったとしても、次の新しい場所でまた違う上司や後輩がいる場合もある、そういう場合に何度もうつ病だからと言って逃げるわけにもいかないと自分でも考えていました。

そこで考えたのが、「自分を強くする」ということで初めたのが運動です。

もともと大学時代にも運動はしていましたが社会人になって全く身体を動かしていなかったので、まず身体を動かすことを習慣化するために、ウォーキングから始めました。

毎日ウォーキングをする習慣がついていたところで、早起きしてウォーキングをするようになりました。今までは昼頃に起きてウォーキングをしてテレビでも見て夜になり眠たくなったら寝るというサイクルでやっていましたが、早起きをすることで、ウォーキングをする時間帯が早朝になるので、ウォーキングが終わっても昼前となり、当然昼からだと寝れない、テレビをここから見続けるのもなんか時間がもったいないという気持ちになり、身体を鍛えるようになりました。

そして、ジムに行き始めて、目標の体重を設定し、その目標に向かって筋トレを行うようになりました。

そして、ジムから帰ってきてゆっくり風呂に入って上がったらもう身体が疲れて勝手に眠くなっているので爆睡してまた早朝に起きてウォーキング、ジムで筋トレ、風呂、寝る、のサイクルになってきて2か月ぐらいやっていた時、心と身体がうつ病になる前ぐらいまで元気になってきました。

そのため、復職のための手続きを進めていきました。

そして、復職の話しをするために会社に行った際に会ったのが僕にうつ病は甘えだろといった上司でした。前の自分ならびくびくしながらいたと思いますが、その時の僕は違いました。気持ちがマイナスにならずに常に上司が言うことに対して正面から話し合いが出来ました。最後に上司からはあの時は言い過ぎたと言ってくださいましたが、僕の中では、うつ病は甘えだと言われ休職をして運動を習慣化したこの経験の方がとても貴重で得ることが多かったと心の中で思っていました。

その後は、復職し、その上司の元で仕事することになりました。他の部署に配置された時にでも気負うことなく仕事をすることが出来ました。

うつ病は甘えじゃない。

他人にうつ病は甘えじゃないと思わせるのは、自分がうつ病という病に対してどのような姿勢で向き合うかで決まると思います。

どうか、僕の実体験が明日の一歩になってくれれば嬉しいです。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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